これまでに多くの起業成功者が生まれた時代をご存知ですか?
一つは明治維新。江戸幕府により統治されていた300年の歴史は終演し、明治政府による新時代が始まりました。士農工商によって分断されていた身分は、みな平民となりました。鎖国は解かれ、海外からの情報もなだれのように国内に流れ込んできました。
実はその時に生まれたのが「起業」という考え方です。これまでは商人の家に生まれた子どもが引き継ぐ方法でしか「事業」を行なう手段を日本人は知らなかったのです。しかし、諸外国では事業をゼロから起こすこと、つまり「起業」することは当たり前のように行なわれていました。
この考えが、身分がなくなり、エネルギーが有り余っていた日本人の心に火をつけたのです。文明開化とともにモーレツな勢いで起業家が増えていきました。三菱、三井、住友、現代の財閥はこの時代に生まれています。
二つ目は、オイルショックの時代。世の中からモノがなくなるという風評が立ち、ガソリンの買いだめ、トイレットペーパーの買いだめなどが起こりました。この事態に困惑したのは学生たちです。それまで偏差値の高い大学に入れれば、優良企業に就職できるというのが当たり前の考え方でした。しかし、オイルショックによる前代未聞の就職氷河期となり、東大を卒業しても就職できないという事実が目の前に立ちふさがったのです。
そこで、起きたのが起業ブーム。就職先がないなら起業するしか食べていく道はない。「自分のやりたいことも実現できる!」という強い想いから多くの若者が独立していきました。今や知らない人はいない大企業リクルートも、この時代にベンチャー企業として生まれました。
そして、今。
2011年3月11日、東日本大震災の影響により社会的な経済不安、環境不安が続いています。
実はそんな時代こそ、起業するチャンスです。明治維新、オイルショックの時と同様、価値観のパラダイムシフトが起きます。
今まで当たり前だと思っていたものが信じられなくなり、人々は新しいもの、本質をついたもの、珍しいものを求めに向かいます。
つまり、起業家にとっては全く新しいビジネスモデルを提案する大きなチャンスとなるのです。本セミナーではさらに詳しく、今の時代であれば何を考えて経営を行なえば事業が波に乗れるのか、詳しくお伝えいたします。
独立・起業をしたいと考える多く人に共通しているのが、「行政書士の資格を持っているから」「エステティシャンとして10年頑張ってきたから」といった資格や経験をベースにすること。
実は、これは大きな勘違いです。残念ながら、資格や経験に頼って独立すると上手くいきません。独立してしまえば、同じ資格や経験を持った人は山ほどいます。もし自分より実力が上の人が出てきたらどうしますか?
絶望し、「やっぱり独立するんじゃなかった」と諦めますか?
それよりも、あなたが「自らビジネスをやらなければいけない!」と思った大きな理由があるはずです。
資格や経験は、大きなゴールを達成するための手段に過ぎません。
何のための独立なのか?
それは既存のビジネスに対する憤りだったり、自分と同じ悩みを抱える人へのメッセージかもしれません。
何が何でもあなたがやらなければいけない!
そう思える強い信念こそが、独立後の心を支えるのです。
本セミナーでは、多くの成功する経営者に共通する起業家マインドを徹底的にお伝えしていきます。
独立・起業前後に多くの経営者を悩ませるのが、税務・会計に関する問題です。これまで経理・会計の仕事をしてきた人ならまだしも、営業出身だったり、クリエイターだったりすると、煩わしい業務にしか思えずにお手上げ!という方を何百人も見てきました。
しかし、起業前後の税務会計で行なうことなど、実は知れています。
何はしておかなければならず、何はしなくていいことなのか。それさえわかれば、税務会計で頭を悩ませ、本来行なうべきである業務にブレーキがかかるなどという事態は起こりません。
本セミナーでは、起業に必要な税務会計のやるべきことを明確にし、わずらわしい業務という苦手意識を取り除きます。
講 師 | 山内新人 |
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日 程 | 2012年2月4日(土)13:00~16:00【終了】 |
会 場 | 名古屋市中村区名駅三丁目13-31 名駅モリシタビル7階 第1会議室 【地図】 |
定 員 | 先着20名 |
募集期間 | たくさんのご応募ありがとうございました |
参加費 | 3,000円 (当日のお支払となります) |